第3回 遠賀町起業支援セミナー 株式会社 釣研
9月27日(水曜日)19:00~ 第3回起業支援セミナーを開催しました。
基調講演:『釣りを科学して需要創造!~研究開発し自ら市場を創っていくことこそがメーカーの使命~』
講師: 株式会社 釣研 取締役顧問 前代表取締役社長 公益財団法人日本釣り振興会九州地区支部副支部長 楠根丈司氏
2016年、遠賀町に本社を置く企業3社が『日本一企業』(東京商工リサーチ発表)に選ばれました。そこで、セミナーのテーマを『遠賀町にある日本一企業を学ぶ』とし、3回に渡り日本一企業3社のトップにご登場いただきます。
第3回目となる今回は、株式会社 釣研 取締役顧問 前代表取締役社長の楠根丈司氏に講演いただきました。
楠根氏は、株式会社 釣研の社長就任時、「世界で一番魚が釣れるウキを創る」という目標を立てウキに『釣れる』と印象づけることによって釣研ブランド力が高まり、ウキの販売シェア40%を獲得、社員はブランドを創っているメーカーとしての誇りを持つようになったそうです。「それぞれ自分の得意なことがあるはず、反対に自分のできないことはそれが得意な人に補ってもらえばいい。すると、お金の面など問題はいろいろあるけれども、起業する環境は整う。」と語られ、講演の最後に、「自分の人生の中で『これをやった』というものを残したい」という夢を聞かせていただきました。
<参加者の声>
・製品の質の向上はもとより、イメージ戦略も大切だと思いました。
・夢の創造について考え方が参考になりました。
・目的、目標を持つことの重要さを改めて知った。
<楠根丈司氏 プロフィール>
昭和33年北九州市若松区生まれ。福岡県立東筑高等学校卒、北九州市立大学商学部卒。
昭和56年(株)アイ・ピー・エス入社。平成6年(株)タカミヤ入社。情報システム室長・総務部長・取締役を歴任。
株式会社 釣研 http://www.tsuriken.co.jp/
1980年の創業以来、「釣りを科学する」をモットーに、魚の僅かなアタリを確実に捉える磯釣り用ウキ等、妥協を許さない徹底したプロのこだわりで多くの釣り人の支持を得て、日本のウキのトップメーカーとなる。世界でもアジアを中心に信頼の品質とウキ釣り文化の啓蒙・普及で確固たる「釣研」ブランドを構築。