『第9回 遠賀町ビジネスプランコンテスト』表彰式及び受賞者プレゼンテーション(12月18日開催)
「第9回 遠賀町ビジネスプランコンテスト」の表彰式及び受賞者プレゼンテーションを行いました。
このコンテストは、遠賀町の特産品や人などの地域資源を生かしたプランや、地域課題解決などにつながるプランを募り、それらを実施に導くことで、新たな起業家の創出と遠賀町の活性化を図ることを目的としています。今回も遠賀町内の企業や団体に協賛していただき「遠賀企業賞」が設けられました。
今回のコンテストには、14件の応募が寄せられ、書類審査による1次審査、そして10月のプレゼンテーションによる2次審査を経て、4組の受賞者が選ばれました。
【募集期間】令和6年7月12日(金曜日)~9月17日(火曜日)
応募総数14件
【1次審査】令和6年9月 書面審査にて実施
【2次審査】令和6年10月28日(月曜日) プレゼンテーション審査実施
今回もおんがみらいテラスで開催し、受賞者、表彰者と一般参加者がオンラインも含めて集まっての表彰式となりました。
はじめに、古野町長より「ビジネスプランコンテストは9年目を迎え、新たな起業家の誕生が期待される重要な事業です。遠賀企業賞の企業や団体も、起業をめざす方々の心強い味方になってくれると思います。みなさんがPIPITの起業支援事業を活用し、プランの実現に向けて前進していただきたい。」というメッセージがありました。
その後、2次審査の審査委員長である遠賀町起業支援協議会 濱田会長から審査講評が行われ、審査の経緯やポイントが述べられました。
表彰式では、古野町長および協賛していただいた企業や団体の代表者から、受賞者に賞状と遠賀町の特産品や商工会商品券などの副賞が手渡されました。
表彰式後には受賞者によるプレゼンテーションが行われ、会場参加のみなさんよりお祝いのコメントや起業へのアドバイス等をいただき、オンラインでも多くの方にご参加いただきました。
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〇受賞者プレゼンテーション
◆【株式会社ハセガワ食綜賞】
清水 和輝氏
受賞プラン名「『昆虫』と地域資源を活用した特産品開発と地域の魅力を再発見する子ども向けエコツアー」
※オンラインでのプレゼン
気候変動やSDGsの切り札ともいわれている昆虫食により、遠賀町特産品として商品開発や観光資源開発を行い、地域課題、社会課題の解決に寄与する事業プラン。ふるさと納税返礼品への提供や子どもたちへの環境学習にも活用し、地方創生につなげる。
◆【おんがみらいテラス賞】
一木 里菜氏、黒田 陽菜多氏、坂田 絵里佳氏
受賞プラン名「みらいテラスで健康交流―ピラコミュ―」
遠賀町の住民を対象に、遠賀町の魅力を体感して若者の参入につなげる事業プラン。地域の玄関口「おんがみらいテラス」で開催する交流の場「ピラティス」、特産物に触れる「わくわくルーム」を合わせて、地域の魅力を外部に発信する。近隣大学の学生をボランティアとして活動に組み込む。
◆【遠賀屋糀(こめのはな)賞】
◆【遠賀町空き家活用ネットワーク賞】
瀬利 むつ子氏
受賞プラン名「働く世代へのサポート・家族の医療機関受診時の代理同行サービス」
子どもや親を医療機関に連れていきたいが、事情があって同行できない、働く世代をサポートする事業プラン。会員登録やサービス依頼にSNSを活用することで仕組みを簡略化し、代理同行者には地域の医療経験者を活用してサービスの信頼性と地域資源の活用をはかり、遠賀町の人口増につなげる。
◆【グランプリ】
◆【日進化学株式会社賞】
仁田原 日向氏、能塚 舞音氏、濵田 光氏
受賞プラン名「遠賀のぬりかべ古民家カフェ」
妖怪「ぬりかべ」が遠賀地域発祥であることに着目し、「ぬりかべ」の世界観を表現した古民家カフェにより遠賀町の印象をつくる事業プラン。カフェの内外装やメニューを「ぬりかべ」イメージに統一し、改装やメニュー開発、情報発信からカフェ運営まで、経験者の指導を受けて自分たちで実施する。
4組のビジネスプランについて、表彰者や参加者との意見交換が行われました。
受賞されたみなさま、おめでとうございます。
また、ご参加いただきましたみなさま、ご協賛いただきました企業・団体のみなさま、本当にありがとうございました。