第12回PIPIT交流会「今こそアクティブシニア!」(3月14日開催)
今回は、第2の人生で「起業」された、遠賀町でご活躍中のアクティブシニアのお二人にお話しをしていただきました。また、「第2回遠賀町ビジネス・夢アイディアプランコンテスト2017」の『まだまだ元気アクティブシニア賞』受賞者にビジネスプランを発表していただきました。
『急な残業でも安心!「おたすけ!晩ごはん」』徳王 昭子(とくおうあきこ)氏、柴田雅子(しばたまさこ) 氏、柴田ヤス子(しばたやすこ) 氏(いずれも遠賀町在住のみなさんです)
(第2回遠賀町ビジネスプラン・夢アイディアコンテストまだまだ元気アクティブシニア賞 受賞)
急な仕事残業や急な外出などで忙しく、夕飯を作れない人たちのために、遠賀町内の飲食店と連携した夕食の予約型テイクアウトサービスを行うというプラン。遠賀町という規模ならではのシニアが考えた実現出来たら面白い、かゆいところに手が届く、お役立ちサービスプランでした。
『男のロマン隠れ家的な趣味の店 遠賀野珈琲まめきち―オープンと現状と課題―』焼山 和憲(やけやま かずのり) 氏
(遠賀野珈琲 まめきち、新・古美術わらし オーナー)
20歳前後で珈琲を飲み始めるも、美味しい珈琲を飲んだことがなかった焼山さん。専門誌や雑誌や通信教育で勉強を重ね、自家焙煎で入れる美味しい珈琲にたどり着く。身近な人たちに飲んでもらい「美味しい」と言ってもらえ、豆を売ってほしいと云われるようになって初めてお店を開くことを考えたとのこと。今の課題は遠賀町の客が皆無なこと。岡垣町のお客様が多くお客さんに「遠賀町は珈琲を飲む文化がない。」と言われている。今後、如何に飲んでもらうかを考えているという。
<プロフィール>
看護専門学校教員を13年努め、その後西南女学院大学看護学科准教授、福岡大学医学研究科看護学専攻修士課程教授を歴任し、平成27年4月から福岡医健専門学校副校長をしながら退職後に備え、自家焙煎珈琲屋を専業にすべく準備中。珈琲に関する知識技術は独学で修得する。試行錯誤しながら男のロマンを求める毎日。
『遠賀の地からジャズ文化を発信し続けたい』中溝 良則(なかみぞ よしのり) 氏(Jazz Cafe ドラム館)
2006年1月自衛隊を定年退職。先輩から制服を脱いでほかの仕事についても長続きしないし給料は1/3だしといわれ、ジャズの店をやることを決意する。2006年9月JR遠賀川駅前にJazzCafeドラム館開店。遠賀・中間市・水巻・岡垣・芦屋で12~13万人の人口があるので、きっとこの中にジャズ好きの人がいると信じ始めたが、最初の3日誰も来なかった。しかし、現在86歳の人で、ジャズが少しずつ好きになったと週に2~3回来てくれるようになり、自身も66歳になるが、音楽環境の中で過ごせればいいということで続けてきた。「これからもジャズにこだわり、続けていきたい」と話していただきました。
<プロフィール>
2006年9月JR遠賀川駅前にJazzCafeドラム館開店。
元航空自衛隊三等空尉・2013年瑞宝単光章を受章。元航空自衛隊西部航空音楽隊JASDF所属ドラマー。剣道七段。
参加者の中には、書をたしなんでおられる方が「起業」を考えているとのことで、意見交換を熱心にされていらっしゃいました。起業の輪がもっと幅広い年齢層に広がるといいですね。