『第6回 遠賀町ビジネスプランコンテスト』表彰式及び受賞者プレゼンテーション(第39回PIPIT交流会 11月25日開催)
今回の交流会では、「第6回 遠賀町ビジネスプランコンテスト」の受賞者表彰式及び受賞者プレゼンテーションを行いました。
このコンテストは、遠賀町の特産品や人などの地域資源を生かしたプランや、地域課題解決などにつながるプランを募り、それらを実施に導くことで、新たな起業家の創出と遠賀町の活性化を図ることを目的としています。今回は遠賀町内の企業や団体に協賛していただき「遠賀企業賞」が設けられました。
今回のコンテストには、24件の応募が寄せられ、書類審査による1次審査、そして10月のプレゼンテーションによる2次審査を経て、5組の受賞者が選ばれました。
【募集期間】令和3年6月25日(金)~8月30日(月)
応募総数24件
【1次審査】令和3年9月 書面審査にて実施
【2次審査】令和3年10月27日(水) プレゼンテーション審査実施
今回は新型コロナウイルス感染拡大予防のため一般参加者はオンラインでご参加いただき、受賞者と表彰者がPIPITに集まり、会場の十分な換気と距離を保っての表彰式となりました。
はじめに、古野町長より「今回で6回目を迎えるビジネスプランコンテストは、PIPITの中でも新たな起業家の誕生が期待される重要な事業であり、年々プランの内容も充実しています。PIPITの起業支援事業を活用し、一人一人がプランの実現に向けて前進していただきたい。」という熱いメッセージがありました。
その後、2次審査の審査委員長である遠賀町起業支援協議会 大場会長から審査講評が行われ、審査の経緯や審査のポイントなどが述べられました。
表彰式後には受賞者によるプレゼンテーションが行われ、会場参加の各位よりお祝いのコメント、オンラインでも多くの方にご参加いただきました。
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〇受賞者プレゼンテーション
◆【グランプリ】 副賞:遠賀町商工会商品券
【遠賀町商工会賞】 副賞:遠賀町産焼酎と日本酒セット
【遠賀信用金庫賞】 副賞:遠賀町商工会商品券
【日進化学株式会社賞】 副賞:遠賀町商工会商品券
高山 友紀子氏
「遠賀川駅前横丁プロジェクト」
コロナ禍で閉店せざるを得なくなった飲食店が再起をかけて入居する「横丁」を遠賀川駅前商店街に作り、各店舗最低1品は遠賀町の産物(米・フキ・菜種油など)を使い、魅力あるメニューを創作して、遠賀町に「わざわざ遊びに来る」人を増やすプラン
◆【準グランプリ】 副賞:遠賀町商工会商品券
【株式会社福田工務店賞】 副賞:遠賀町特産品セット
姫野 律子氏、安藤 隆之氏
「高齢者デイサービスを基盤に食・宿泊・子供自習室で医介スタッフを支援するプロジェクト」
高齢者デイサービス立ち上げ時に建物内に飲食や宿泊のスペースを設け、シフト制で昼夜問わず勤務する医療・介護等の従事者に、必要な時だけ利用できる宿泊所、手軽に摂れる食事提供、子どもの一時預かりなどの支援事業を合体した総合事業に発展させるプラン
◆【輝く未来のビジネスプラン賞】 副賞:遠賀町商工会商品券
【遠賀屋糀(こめのはな)賞】 副賞:オリジナル商品セット
沢津橋 紀洋氏
「大学生と地域が繋がる、空き家を活用した集住型プログラミング寺子屋の立ち上げ」
空き家を活用して自然豊かな環境での学生用シェアハウスを作り、そこに住む大学生を講師に「大学生から教わる小学生向けプログラミング寺子屋」を開設することで、地域に大学生が暮らす素地が出来て活気づき、さらに地域のIT教育水準をも上げていくプラン
◆【株式会社西部警備保障賞】 副賞:遠賀町商工会商品券
芦田 柚月氏、牧 洋平氏
「遠菓子大作戦 米粉・洋菓子で遠賀町の魅力を伝えよう」
遠賀町特産の米「夢れんげ」から作った米粉を用いた洋菓子を、町内の洋菓子店やパン屋で商品化してもらい、遠賀町の知名度や魅力を高めるプラン
◆【株式会社ハセガワ食綜賞】 副賞:オリジナル商品セット
牛濵 佑紀氏
「ご年配の方の『コミュニケーションや癒しの場』」
酒販店の店内に「角打ちコーナー」を設けてお酒によるコミュニケーションの場とし、高齢者の孤独化や認知症などの予防と生活活性化につなげるプラン
受賞された5組のプレゼン内容について、表彰者や参加者との意見交換が行われました。
受賞されたみなさま、おめでとうございます。
また、ご参加いただきましたみなさま、ご協賛いただきました企業のみなさま、本当にありがとうございました。